2022/3/30 組織診

朝9時乳腺外科予約

組織診検査とは、がんの診断でよく行われる病理検査のひとつで、病変の一部の組織片をとって顕微鏡で調べる検査です。針生検と同様の意味で使われることが多いです。組織診は細胞異型に加え、構造異常の情報も調べられるので、細胞診に比べて診断率が高く、しばしば確定診断となります。

とても緊張している中、受付、着替え、お手洗いを済ませ、待ち時間もなく診察室に呼ばれました。

消毒をし、局部麻酔を打ち(ワクチン接種ぐらいの痛さ)『この辺感覚ありますか?』と聞かれつつ、『細胞を採取する機械がバチンっと大きな音なのでびっくりすると思うので、試し打ちしますね!』と、びっくりして動かないように何回か音を聞かせてもらえました。

そんなことをしながら淡々と進み、先生はメスを入れ、機械を細胞まで通していました。

私は、怖いものは見ない主義なので(注射針もクラッとくるので見ません)目を瞑っていました。

バチンっを数回繰り返し、組織を採取し、終了。20分ぐらいかな。

その後は、止血のためガーゼをあてて5分強く圧迫、この圧迫も先生がなさってくれました。気まずい?と一瞬思ったけど、先生が世間話をしてくれてあっという間でした。

別室に歩いて移動し、30分間安静ということで私は寝ていました。

その後は、看護師さんに包帯を胸にぐるぐる巻いてもらい全て終了。トータル1時間30分ぐらい。この看護師さんだけがただただ不機嫌で何か悪いことしましたか?と聞いてしまいそうなレベルでした。(生理前なんだろうなーと思うことにしてます。)

(ちなみにブラトップにブラウスを着ていったのですが、包帯が取れるのでブラトップは着れませんでした。)

病理診断結果は1週間後です。

再診、組織診、薬で3割負担で16150円でした。

(今回は組織診のため、予約料はかかりませんでした。自費で包帯防水シートセット500円と特殊誘導針5000円がかかりました。)

この自費5500円はどこの病院でもかかるものなのかしら?

薬はフロモックス3回分(抗生物質なので必ず飲む)と、痛み止めのロキソニン3回分処方されました。

その日の夕方、術部に少し鈍痛があり、これから痛くなるのかなーと不安だったので、痛くなる前にロキソニンを飲みました。痛みはその時だけで、翌日以降は痛み、痒みなどなく痛み止めも飲まず、普通に過ごせました。

防水シールは、翌日の夜お風呂の後に剥がし、すでに傷は塞がっていました。

細胞診の結果までの1週間、気が気じゃない方が多いと思いますが、私は鈍感にまだ良性だろうと信じていたので、駐在先に戻るため美味しい日本食を堪能し、お土産をたくさん買い、マッサージやら、パン屋さんめぐりやら、お花見などを満喫していました。

 

今思えば、結果まで能天気に過ごせたことは良かったのかなと思います。

少しでも趣味などで考えない時間を作りたいですね。

 

今は抗がん剤中、このウィッグ愛用中。使いやすいです☆