私の場合の話です。病院、医師により様々なので、参考程度に読んで頂けたら幸いです。
来院日時9時半
予約時間10時(乳腺外科)
初診受付で問診票や紹介状、CD-R等を渡し、乳腺外科の待合室で待機しました。
受付時にPHSを渡され、診察、検査の呼び出し等全てPHSが鳴るシステムです。
(次の検査室のそばを離れ、コンビニ、カフェ、レストランに行くことができるので呼ばれてるんじゃないかとドキドキしなくても済むので有難いシステムです。)
主治医はサバサバした女医さんでした。
2週間前に紹介元で針生検した詳細の結果が出たので、その説明がありました。
浸潤性乳管がん
Her2陽性
エストロゲン陽性
プロゲステロン陽性
腫瘍径 2.8cm
ここの病院は原則として2cmを超えていたら、手術不可という判断で、先に化学療法で腫瘍を小さくしてから手術でした。
①術前化学療法(半年)
②手術
③放射線治療(部分摘出の場合必須、全摘出の場合なし)
④術後化学療法(分子標的薬 9ヶ月)
⑤ホルモン療法(5年〜10年)
の流れで進めて行く予定です。
腫瘍周りの触診と、マジックで位置の確認、写真を取りました。
もう一つ、抗がん剤をすると自然妊娠できる確率はかなり低くなります。
もし、将来妊娠を希望しているなら、妊孕性温存の検討をお勧めします。と言われ、
専門のクリニックの紹介をして頂きました。
今日は一通り検査を受けて頂きます、よろしいですか。
ということでこの日は夕方の4時まで検査三昧でした。
予約が取れない検査もあったのでそれは後日受けることになりました。
最長の待ち日数は造影MRIが3週間後でした。(この3週間は頭がおかしくなるんじゃないかと思うぐらい長く感じました)
ガンの知識どころか、病気なく生きてきたため医療の知識がなく
分からないことが分からない。
質問も思いつかず、『はい』というのが精一杯でした。
初診、不安でいっぱいだったため、病院到着→(トイレで号泣)→受付→(トイレで号泣)→診察→(トイレで号泣)→検査→(トイレで号泣)毎回繰り返し→終了でした。
見えない敵って本当に怖い。まずはガンを知ることから始めよう。と決意した日でした。